【見落とす前にチェック】トイレリフォームの注意点

2023.12.20

長崎県内で各種リフォーム・新築工事を承っております、鈴木住建です。

現在のトイレは普通のタイプでも機能が充実しており、リフォームにおいては確実にグレードアップが可能です。
失敗は少ないともいえますが、細かい部分で見落としが発生することもあり、ある程度注意は必要でしょう。

今回は、トイレをリフォームする際に気を付けたい注意点について、ご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

■ トイレリフォームの注意点

・新しい便器のサイズ

新しい便器に変えると、以前よりサイズが大きく、個室が圧迫されるという困った事態が。
個室が狭くなると、掃除が行き届かなくなるほか、空間が少なくて立ち座りが大変になるデメリットがあるでしょう。
空間の狭さは、とくに介助の必要な状態になったときに、ネックになりやすいです。
便器を選ぶ際は、メジャーなどであらかじめ寸法を確認しておくと安心でしょう。

・掃除のしやすさ

便器は汚れにくい防汚加工のついたものや、フチなしなどのタイプがあり、お手入れがしやすいよう工夫が施されています。
しかし、ものによってはでこぼこの多い組合せタイプなど、掃除の手間がほかのタイプよりかかるものも。
ほかに、床がタイルだと汚れは拭き取りやすいですが、目地に汚れが残りやすい・カビが生えるなどの困った部分もあり、人によっては適しません。
掃除は身体をかがめて行うもののため、年を取ったときに負担になりやすいです。できるだけ掃除のしやすい、もしくは最低限の手入れで済む便器・床にすることも考慮したほうがいいかもしれません。
便器であればタンクレス・一体型、床はクッションフロアやフロアタイルがあてはまります。

・トイレの機能を使うかどうか

現在は便利な機能を備えたトイレがほとんど。スイッチ一つでさまざまなことをしてくれます。
ただ、すべてを使いこなしているかといえば微妙、ということはないでしょうか。
市民権を得て久しい温水洗浄便座ですが、実際に洗浄機能を使っている方は6割ほど、という調査結果もあります。
なんでもしてくれる便利なトイレ、温水洗浄便座でも、使わないならもったいないです。
人によっては、シンプルな機能のトイレが合っていることもあるでしょう。

・将来を見据えたバリアフリー

トイレはおよそ10~20年もつとされているため、一度リフォームすると長く使うことになります。
もちろん、途中でバリアフリー工事を行うのも可能ですが、すぐに完了するものではないので、必要なときになくて困ることもあるでしょう。
身体の衰えがいつ来るのかは誰にも分かりませんし、もしかするとケガや持病の悪化で、一時的にもトイレが大変になることも考えられます。
まだ健康な状態でも、手すりの設置などを考慮してみましょう。

・コンセントの有無

温水洗浄便座を使うためには、アースつきのコンセントが必要です。
今まで温水洗浄便座を使用していない場合は、コンセントの新設といった設備工事が加わります。
あるかどうか、チェックしておきましょう。

・ドアのタイプ

ドアは内開き・外開き、引き戸などがありますが、内開きの場合は注意が必要です。
廊下側はすっきりするものの、個室内にスリッパがあれば引っ掛かったり、中で人が倒れると開けられなくなったりします。
リフォーム前のドアが内開きなら、将来に備えて外開きか引き戸を検討してみるといいでしょう。

■ マンションによって気を付けたほうがいいこと

・排水方式の確認

戸建てと異なり、マンションには排水方式が2種類あります。
排管が床に通じている床排水と、壁につながっている壁排水です。
排水方式に合ったトイレでないと、設置はできません。
現在は床排水のマンションが多いものの、壁排水のマンションもあるため、購入前に確認しておきましょう。

・タンクレストイレは設置できないことも

タンクレストイレは、水道を直接つないで流す仕組みのトイレです。
しかし、マンションの階によっては、圧力が低くて流せないことも。
2階、3階と階が上がるにつれて圧力は弱くなるため、別のタイプも検討したほうがいいでしょう。
現在はLIXILの「サティスブースターシリーズ」など加圧装置のついたトイレもあり、製品によってはタンクレスでも問題ないこともあります。

・管理組合の許可

マンションでリフォームする際は、原則管理組合の許可が必要です。
許可が下りなければ、リフォームはできません。
とくにトイレの配管は共有部分にあたるため、許可なしで工事をすると規約違反になるでしょう。
余裕をもって申請書・設計図・仕様書・工程表をそろえて、申請するようにしてくださいね。

■ 専門業者による現地調査が安心

トイレ選びを間違えたくない、というときは、専門業者に来てもらい、適切なトイレを提案してもらうと安心です。
室内の寸法、排水のタイプ、水圧、コンセントの有無を確認してくれるほか、必要なリフォームなどもアドバイスしてくれるでしょう。
床がふかふかしているなど、隠れていた問題点に気づくこともあります。
できるだけ実績や評判の高い業者に見てもらうのがおすすめです。

■ 長崎県でのトイレリフォームは「鈴木住建」にお任せ!

鈴木住建は、長崎県大村市を拠点に各種リフォーム・新築工事を行っております。
32年ほど大工として各種工事に携わってまいりましたので、細部にこだわった施工が可能です。

バリアフリー工事にも精通しており、介護する側・介護を受ける側の双方が使いやすいトイレをご提案。
リフォームをご検討中でしたら、お気軽にご相談くださいませ。

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■ まとめ

トイレは長く使うことから、使い勝手のいい、ちょうどいいサイズのトイレを選ぶようにしましょう。
また、気づかないうちに内装が劣化していることもあり、業者によっては必要な工事を提案してくれます。

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